Monday 14 March 2011

地震

東北関東大震災で被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。東北は、私にとってとても大切な場所「カフェミルトン」があるところ。そして、仙台や他都市にもいつもライブに来て下さるお客様がいらっしゃいます。ミルトンご夫婦のご無事はだいちゃんが知らせてくれましたが、他の皆さんも大丈夫でしょうか?森さん、荒川さん、よしえさん&福ちゃん・・・、どなたか情報をお持ちでしたら、私にご一報下さい。お願いします。

地震が起こったとき、ミナスの田舎町にいました。テレビで映像が流れていたのですが、インターネットも電話もなく、携帯も電波が届かないようなところなので、それ以上のことを知る事が出来ずに気が気ではありませんでした。リオの自宅にはインターネットや電話、NHKも見れるので、旅行を切り上げて、一人でバスでリオへ帰ろうと思ったんだけど、リオ行きのバスはどれも満杯。カーニヴァル帰省ラッシュです。なんとか一瞬だけインターネットを使わせてもらえたので実家に電話、母と話して少し安心。関西まで被害は及んでない事はわかってましたが、それでも遠くにいれば心配です。結局予定していた日曜日の朝早くに友達の車でミナスを出て、お昼過ぎにリオの自宅に着きました。

私は神戸の震災に遭いました。あの時も凄まじかったけど、テレビに流れる映像はそれを越すほどのものがあります。それに、ブラジルのテレビ報道だけでは、これだけ広範囲に被害が及んでるとは思いませんでした。

こういう時、音楽は「不謹慎」だとかいうイメージがすぐに人々の頭の中に浮かびます。被害に遭われた方はそれどころじゃないのも事実でしょう。事実、神戸の地震の時に、先3ヶ月分くらいの仕事が全部キャンセルになりました。だけど、しばらくして「人の心を癒すのは音楽だ」という事に気づき始め、音楽活動が避難所等、被災地を中心に戻り始めました。演奏家の皆さん、少し落ち着いたら音楽で傷ついた人々の心を癒してあげて下さい。心からお願いします。私は遠くにいてそれは出来ないけれど、こちらで出来る事を探して行こうと思ってます。何か出来る事があったら言って下さい。

しばらく不便な生活が続くと思いますが、皆さん頑張って下さい!ブラジルの友達もみんな、日本で知り合った人々の事を心配して電話をかけてきてくれます。こっちで彼らと一緒に応援しています。

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