Friday 14 January 2011

関西方面終了

今日のショーロセミナーで関西方面の活動が終了しました。さっき帰宅して、ちょっと一息ついてます。

関西ツアーは、人間的にも音楽的にもほんとに有意義なものとなりました。京都は京都独特の雰囲気で、そして岡山は意外や意外に盛り上がり、最後にはだいちゃんの歌声まで聴けるという展開に。だいちゃん、やーそ、そして各地で私たちを支えて下さった皆様、ありがとうございました!

今日のセミナーは、実験的に、クラシックのフルーティストへ向けてのショーロの発信、という前からずっとやりたかったテーマでやりましたが、その他にも今の日本が抱えている精神的な問題(良く今回日本で聞いた”閉塞感”など)などに話が発展して、そう、ブラジル音楽を通じていかに人生を楽しむか、というような事をこれから日本の皆さんに伝えていけたらいいのかな、と思いました。ショーロの演奏家になる必要はないのです。ショーロを通じてでも良いし、リオで生きている私を通してでも良いし、それは感じる人次第。ショーロや私とふれあう事で、人生は楽しまなきゃ!っていうスピリットを伝えられたら本望です。もちろん、私だって人生山あり谷あり、いつも順調な訳ではありません。でも、それを含めて、下向かないでもう少し上向いて生きても良いんじゃない?っていうような提案をして行きたいです。人生一度しかないですからね、楽しまなきゃ損損!
この発見は意外でしたが、私がショーロに、あるいはブラジル音楽に惹かれた要素の一つは、やはりそこだったんでしょうね。音を一つ出す事、奇麗な音で、良い音程で、に越した事はないけれど、それに捕われてしまってそこから人間味が出てこないのは、やはり音楽ではない。そういう演奏はコンピュータに任せて、もっと人間味あふれるような演奏をする音楽家が日本にも増えていって欲しいものですね。 な〜んて偉そうなことを言ってますが。。。

日本でどういう活動をして良いのか、よくわからなかった時もあったのですが、今日は大きな発見が出来て、良かったです。いろいろアイデアを膨らませて、新たな企画をして行きたいと思います!もう少し、日本にいる時間を増やしていきたいな!

2 comments:

カヴァキーニョ だいどうじ said...

グッときました。。。(涙)
一皮向けた、尚美さんステキっ(^▽^)/

Naomi K. said...

わーだいちゃん、obrigada!!!