Tuesday, 10 April 2012

2012年2月日本ツアーレポート〜番外編〜

10公演と3カ所でのワークショップと言うとっても内容の濃い今回の日本滞在でしたが、その他にも沢山の旧友に会ったり、親戚の集まりがあったりとどんどん時間が過ぎて行った記憶が残っています。時間が足りなくなって、結局会えなかった友達も何人かいてちょっと残念でした。


 経由地ダラス空港のカフェで。ダラスの空港はけっこう楽しい。3時間半待ちくらいだったかな。でもアメリカのコーヒーはブラジルから来た人間には薄すぎて飲めない〜。どんどんおかわりを注ぎに来てくれるけど、いくら飲んでも満足は出来ない・・・。という状態が、アメリカの飛行機会社を使うと飛行機の中でも起こります。



ブラジルへ引っ越して来てから知ったクリチーバの親戚と私を繋いでくれる唯一の叔母。8年ぶりに九州でやっと再会出来ました。この叔母が私が小さい頃に足踏みオルガンをくれたんです。ワンワン嬉し泣きした事を今でも覚えています。それが私の音楽人生の始まり。



そしてこちらは東京。大学時代のフルートの先生、高橋成典氏の喜寿記念リサイタルを聞きに行って来ました。たまたま東京でオフの日に(なんてことは滅多にないのです)コンサートがあるなんて!お会いしたのはたぶん大学卒業以来かな?(不出来な弟子ですみません・・・)ご病気されたときいていたので心配していましたがなんのなんの、「手術したら身長が2cm伸びたよ〜」なんて元気なお姿を見せて下さいました。演奏も喜寿とは思えないくらいパワフルで、昔と変わらない高橋節を聞かせて下さいました。左端は同級生、右端は3つ上の先輩。みんなフルーティストです。


 

そして出身地神戸。こちらも懐かしい集まりでした〜。夢野台高校吹奏楽部35回生の同窓会。 高校3年間、彼らと一緒に毎日毎日音楽活動をしてました。夏休みも朝9時から夕方5時までほとんど毎日。みなさん今は演奏から遠ざかってしまっているみたいですが、それでも会えばすぐにあの頃に戻ります。学生時代の友達はこれがいいですよね!


2次会まで予約されてました。2件目は三宮の路地裏で立ち飲み!

久しぶりに三宮で遊びました。楽しかった〜!みんないい歳なんですけど・・・。


 
そして今回、絶対に実現したい!と願っていたショーロ活動以外の大イベント:96歳になる私の大切なおばあちゃんが暮らしている須磨(神戸市)にある施設での演奏。 私が音楽を学ぶのにとっても協力をしてくれたおじいちゃん(故人)とおばあちゃんへの感謝の気持ちを込めて、サロンにあるピアノを従姉妹と演奏しました。初めて連弾したんだけど、なんか息の合い方が違う。肉親と演奏するってこんなにやりやすいものなのか〜と感心しました。親子や兄妹でやってる人達がほんとに羨ましくなりました。。。



母に頼んで親戚に声をかけてもらったら、4世代18人が集まり大にぎわい。
おばあちゃん、ちょっと圧倒されてたな。


 親戚の集まりの予定が、気がついたらお客様がたくさん。みなさん静かに聴き入って下さいました。嬉しかったです。また次に帰国した時には演奏しに行きたいと思います。

こういうのは、ブラジルで学んだ素晴らしい事の一つだと私は思っています。音楽が身近にあって、「ちょっとやろうよ」なんて始められちゃうカジュアルさ。こちらの私の尊敬するあるお父さんも施設におられて、たまにホーダヂショーロをしに行くんです。ある日そこで演奏しながら「これ、わたしのおばあちゃんにもやってあげよう」って思いついた事が実現しました。

 その後は、海沿いのレストランでお食事会。こんなに沢山親戚が集まる事もなかなかありません。おばあちゃんに会えて、ひ孫世代も仲良くなって、みんな良く食べて良く喋って、ステキな一日でした。


空を見るのが大好きな私ですが、須磨でもこのレストランからこんなにステキな夕日が見れました。

 そしてオマケ。リオへ向けて飛行機に乗る日の前夜、ワークショップ後の打ち上げで。私のコンピュータのカバーが手作りだってことに誰かが気がつき、えらく話題にされちゃいました。手芸なんてするキャラには見えない、ってことかな??隣はカヴァキーニョ奏者、だいどうじさかえさん。ワークショップの企画もしてくれました。

他にも、写真を取り忘れた再会がいっぱいありました。次はどんな出会いが待ってるかな?

ってことで、7月の一時帰国決定です!
みなさん、どこかでお会いしましょうね〜!


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